T4Kによる小児矯正から犬歯を牽引した部分矯正2

知多市南部からも多くの患者様の相談がございます 知多地域の歯科 矯正歯科の久野歯科医院です

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小児矯正から犬歯の萌出遅延、牽引した治療例(続き)

治療経過:その4

下顎左側乳犬歯を除いてすべて乳歯から永久歯への交換が完成しました

乳犬歯のレントゲン診査より歯の根の吸収が不完全な晩期残存と判断し抜歯しました

抜歯したためかスペースに余裕ができて前歯の叢生が改善されつつあります

しかし、下顎左側犬歯の萌出スペースは不足しています

しばらく経過観察を行いましたが、犬歯の萌出は遅れており再度のレントゲン診査では歯牙腫を認めました。

歯牙腫の取り出しと埋まっている犬歯の牽引のために常滑市民病院の歯科口腔外科の秋田貴子歯科医師に歯牙腫の取り出しと開窓をお願いしました

治療経過:その5

開窓時に当院から持参の埋まっている犬歯に牽引のための装置をつけてもらい犬歯の牽引を開始します

埋まっている犬歯を牽引するために下顎の前歯と臼歯の舌側にワイヤーを接着して牽引のための抵抗源(アンカー)とします

治療経過:その6

パワースレッド(牽引のためのゴム)にて埋まっている犬歯の牽引を試みます

治療経過:その7

埋まっていた左側犬歯を牽引しました

お口の中に犬歯が見えるようになりました。

しかし萌出スペースが減少したため舌側に出てきました

上下顎の臼歯関係は比較的よいのですが下顎前歯に叢生が再発しています

前歯部の咬み合わせも深くなってきています

舌側に転位して牽引した犬歯を下顎の歯列弓に取り込み前歯の叢生を改善することを治療の目標としてブラケット(ブレース)とワイヤーにて下顎の部分矯正を計画します

久野歯科医院 院長

久野昌士

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