具体的な治療前・治療後の様子を
解説付きで掲載

矯正歯科治療の仕上がり、そして患者様満足度に自信がある』からこそ、
知多 矯正歯科治療相談室のWebサイト上で実際に治療を行った症例をご紹介しています。
これまでに行ってきた数百の症例の中から一部を掲載。

当歯科医院では患者様のご希望やお悩み等をヒアリング後、精密な検査を行い、まずお口の状態を確認します。
その上で患者様の理想的な歯並びの実現に向け、どういった矯正治療が適切か?を判断、治療計画の立案を行います。

矯正歯科治療 症例紹介1:女性T・Y様 上顎前歯の突出と叢生の治療

上の前歯の突出と叢生(歯が部分的に重なった状態。歯と顎の大きさの間で起きるアンバランスが要因)に関する
ご相談でご来院いただき、矯正相談後 当院にて治療を進めることになりました。

現在の歯並びの状態を確認、精密検査・診断をした結果、リンガル矯正(舌側矯正)が最も有効では
ありますが、治療費が高額となるため、ハーフリンガル矯正にて治療いたしました。

ハーフリンガル矯正について

表側矯正と裏側矯正を組み合わせ、両方の特徴を活かした治療。
上顎は歯の裏側、下顎は表側にブラケット・ワイヤーの矯正装置を装着し行います。
通常の表側矯正よりも見た目が目立たたず、さらに裏側矯正よりも違和感も少ないのが大きめメリットです。
また比較的、矯正歯科治療の期間が短いのも特徴です。

矯正治療前 症例写真

こちらは治療前の画像です。特に前歯の状態が目立ちます。

矯正治療後 症例写真

治療が完了した後の画像となります。上下で見比べていただくと非常に整っているのが分かります。

お顔の横顔の変化

治療前後を比べるとその変化は一目瞭然です。
前歯の突出は大きく改善され、上顎と下顎の叢生も改善しているのが良く分かります。横顔の印象も全く違います。
患者様のお仕事がお洋服の販売/接客業のため、できるだけ矯正治療中も目立たず且つ仕上がりが 美しくなるよう配慮し、治療を行いました。

矯正治療 症例2:女性M・T様 叢生をマウスピースにて矯正

前歯上下の叢生(歯が部分的に重なってしまった状態)の治療を
目立たないようにご希望いただき、マウスピース(アソアライナー)を使用
し進めました。

ただ矯正治療前の精密検査で、歯周ポケットからの出血及び歯肉の腫れ等が見つかり、そこまで悪化している状態ではなかったため、
歯肉の治療とマウスピース矯正を並行して行いました。

マウスピース矯正 治療前写真

前歯の隙間も気になります。

マウスピース矯正 治療後写真

ハーフリンガル矯正によって、短い治療期間でこのように綺麗な歯並びへと変わりました。

アソアライナーを使用した治療効果が順調に歯並びへ影響し、治療開始から9カ月で叢生が大きく改善。
叢生が改善することで、ご自宅でのブラッシングもしやすくなり、歯肉炎等も回復していきます。
叢生の改善は今後の歯への予防効果も期待できます。

症例紹介3:阿久比町から来院Y・A様 上下前突の治療

無料矯正相談でご来院いただき、詳しくお話をお聞きした後現在お悩みの前歯の出っ歯を治す治療を開始しました。
患者様は知多 阿久比町に在住で、知多近隣での矯正歯科治療をご検討されていました。

治療計画の策定・ご説明とあわせ、矯正治療中の虫歯や歯周病悪化に関するリスクそして注意点をお話ししました。
歯周病がある場合、矯正装置を付けることによってその口腔ケアが困難になるため、十分注意する必要があります。

前突の矯正治療 治療前

前突の矯正治療 治療後

お顔の横顔の変化

治療後の横顔は前歯と顎まわりがスッキリしているのがよく分かります。
動的な矯正治療が完了した後も、その状態は適切に維持、後戻りのないようリテーナーの装着が必要です。

矯正 症例集4:女性Y・M様 八重歯の矯正歯科治療

八重歯の改善をご希望ということで、ご相談をいただき治療を行いました。

治療開始前の基本検査にて、お顔の正面・側面・口腔内写真・レントゲン撮影そして歯型の模型を取り診断。
虫歯は無いものの、歯肉炎が見受けられましたが軽度の状態のため、矯正治療を進めることになりました。

八重歯の治療 治療開始前写真:

治療後 写真:

前歯左右の八重歯がとても綺麗になりました。会話や食事をする際のお口を開けた時の印象が随分変わります。
適切な矯正歯科治療によって、人前でも自信をもって話せるようになります。

症例紹介5:Y・K様 叢生と八重歯の改善

当院の近隣エリアにお住いの15才女性で、Y・K様が長く通われている、
かかりつけの歯科医院様からのご紹介で当院へとご相談にお越し下さいました。

「上顎の八重歯」と「下顎の叢生(歯と歯が部分的に重なっている状態)」を改善する本格矯正を開始。
治療は非常に順調で、患者様からのご希望で矯正装置も早く外すことになりました。

叢生と八重歯の矯正治療 治療前:

叢生と八重歯の治療 治療後:

患者様が治療前後の比較写真をご覧になり、喜びと驚きのお声をお聞きした時
治療を行った歯科医師である、私自身も大きな喜びとやりがいを感じます!

上記ご紹介をしました症例は、当院症例のほんの一部となります。
当院では愛知県知多市をメインに数百の矯正相談・治療を行ってまいりました。
数多くの症例をバインダー/デジタルデータ保存しておりますため、ご来院時に他症例もご覧いただくことが可能です。

ご相談いただいた患者様の症例・状態に最も近い治療例をご覧いただき、
その治療前後写真を 確認することで、治療時のイメージがより湧きやすくなります。

こちら以外の症例や新たな治療例は今後 Blogページ等で詳しくご紹介予定です。
ご紹介した症状/歯並びに関する治療例 以外に関しましてもお気軽にご相談下さい。

成人矯正症例6:
南粕谷在住のG.T様 上下顎叢生 第2大臼歯のシザースバイト(非抜歯)

上下顎の前歯の叢生と、上下顎第2大臼歯のすれ違いを主訴に来院されました。

「将来的なむし歯の発生と歯周病の悪化を心配し、矯正治療を受けたい」とのことでした。
お口の中を拝見しますと上顎の歯列弓が狭く、V字歯列弓で上顎第2大臼歯が外側を向き下顎第2大臼歯が内側に入り、すれ違い状態となっていました。

むし歯の有無や歯周病の程度など 基本的なお口の検査、口腔内写真、正貌・側貌の写真撮影、
レントゲン検査、模型採得などの試料採取を行い診断し処置方針を決定します。

治療前

処置方針

犬歯関係、臼歯関係ともに良好で側貌正貌も大きな異常を認めないため
非抜歯でマルチブラケット法にて拡大して叢生と第2大臼歯の咬み合わせの改善を行います。

治療経過:その1

クリアブラケット(金属スロットの入ったプラスティックブラケット)によるマルチブラケット法にて治療を開始します。
第1大臼歯にパラタルアーチという装置をつけて左右第1大臼歯を固定源(抵抗源・Anchor)としてゴムにて第2大臼歯を移動させます。

装置作成の準備として歯と歯の間にゴムを使用して歯間の分離を図ります。

治療経過:その2

順次ワイヤーをニッケルチタンヤ―からステンレススチールワイヤーにステップアップして、ブラケットポジションを確認しながら、
上の第2大臼歯の舌側と下の第2大臼歯の頬側にはエラスティッククロスゴムを使用して治療をすすめます。

最もお口の奥にある第2大臼歯に上下の顎間ゴムを使用するのは患者様にとっては難しいことですが
当院の指示通りに使用していただき十分な治療効果を得ることができました。

治療後

上下顎の前歯の叢生は改善されました。上下顎の第2大臼歯の咬み合わせも改善されました。
歯列弓も余裕のあるオバールになっています。

動的治療後ホワイトニングをしています。
矯正治療後のホワイトニングは、成人矯正の効果を高め、アンチエイジングのグレードアップにつながります。

成人の治療では歯根吸収、歯根破折、歯髄壊死、歯髄変性などが起こる可能性があります。
オーラルケアを怠ればむし歯の発生や歯周病の悪化する可能性が高くなります。無理な非抜歯は後戻りの大きな原因となります。

動的治療期間:1年11か月
治療費用:60万円

成人矯正の症例7:
知多市大興寺在住のH.K様(女性/31歳) 叢生(抜歯)

患者様の概要

“上顎左側側切歯の舌側転位と下顎前歯の軽度の叢生”を主訴として来院されました。

初診時に当院での矯正治療をご希望されましたので
速やかに診断を行うよう基本的な口腔内検査、口腔内・正貌、側貌写真撮影、レントゲン撮影、模型採得しました。

治療前

犬歯関係・臼歯関係は良好です。左側側切歯が舌側傾斜していてその部位のスペースが足りません。
上下顎の大臼歯が修復されています。軽度のパニック障害が過去にあった既往があります。

処置方針

犬歯関係・臼歯関係は良好ですので、かみ合わせを崩さないように治療をすすめます。
上下顎前歯の叢生を改善するために上顎左側第1小臼歯を1歯抜歯して治療します。

右側は上下第1大臼歯の臼歯関係をClass1で、左側はClass2仕上がりにかみ合わせを確立するように計画します。
上下の大臼歯は歯冠修復されていますので、動的治療完了後に再修復し噛み合わせを仕上げる予定とします。
現在は心身ともに健康ですが、治療がストレスとなり体調不良の引き金にならぬよう念頭に置いた方針としました。

治療経過:その1

0.14インチラウンドのニッケルチタンワイヤーで治療を開始。0.16×0.16レクタンワイヤーで治療をすすめていき叢生を改善します。
できたスペースを利用して、上顎左側側切歯を歯列弓内に取り込みます。

治療経過:その2

治療前の臼歯関係を考慮して、抜歯数を1歯におさえて治療しました。抜歯数が少なく、治療期間も短縮できました。
治療の途中、妊娠されましたがご出産前に動的治療を完了することができました。

後戻りを防ぐには保定が重要でリテーナーの使用を強く指導しました。
ご出産後育児が安定したら、大臼歯の歯冠修復と上顎左側側切歯の審美修復を行う予定です。

治療費用:60万円
動的治療期間:2年1か月

成人の矯正では歯根吸収、歯根破折、歯髄壊死、歯髄変性などが起こる可能性があります。
オーラルケアを怠ればむし歯の発生や歯周病の悪化する可能性が高くなります。

成人矯正の症例8:梅ヶ丘在住のH.Y様(男性/16歳)
上顎前突 水平的開咬(抜歯 抜歯部位:上顎・両側第1小臼歯)

患者様の概要

患者様は16歳で“上顎の前歯の空隙と口元の前突感”を主訴として、お母様と一緒に来院されました。

初診時に当院での矯正治療をご希望されたので
速やかに診断を行うよう基本的な口腔内検査、口腔内・正貌、側貌写真撮影、レントゲン撮影、模型採得しました。

治療前

処置方針

上顎前歯に空隙が認められ上顎前突の状態でした。
下顎の歯列弓には乱れは認められませんが、上顎の前突と空隙歯列弓から低位舌等の悪習癖の存在を考慮しつつ、
上顎の第1小臼歯2歯を抜歯しそのスペースを利用して上顎前歯部を後方に移動させ、臼歯関係はClass2仕上がりで治療を計画します。

治療経過:その1

上顎両側第1小臼歯を抜歯して、そのスペースを利用してスペースの閉鎖と前歯の後方移動を行います。

治療経過:その2

空隙閉鎖と上顎前歯の後方移動が完了しました。犬歯関係はClass1、臼歯関係はClass2仕上がりとしました。
初診時の下顎の歯列弓の乱れが少なく、上顎の水平的開咬の状態から慢性的な低位舌の悪習癖の存在の可能性を考慮して
患者様には保定の重要性と正常な舌の位置を説明しました。

ホワイトニング完了

動的治療後ホワイトニングをしています。
治療後のホワイトニングは成人矯正の効果を高め、アンチエイジングのグレードUPへと繋がります。

お顔の横顔の変化

治療費用:60万円
ホームホワイトニング費用:2万円
動的治療期間:2年2か月

成人の治療では歯根吸収、歯根破折、歯髄壊死、歯髄変性などが起こる可能性があります。
オーラルケアを怠ればむし歯の発生や歯周病の悪化する可能性が高くなります。

成人矯正の症例9:南粕谷在住のI.A様(女性/26歳)上下顎叢生(非抜歯)

患者様の概要

患者様は上下の前歯のガタガタ(叢生)の治療希望で来院されました。

最初から当院での希望をされていたので速やかにむし歯の有無や歯周病の程度など基本的なお口の検査、口腔内写真、正貌・側貌の写真撮影、
レントゲン検査、模型採得などの試料採取を行い診断し処置方針を決定します。

治療前

処置方針

診断の結果、中等度の叢生がみられますが、非抜歯でマルチブラケット法にて歯列弓を拡大して叢生と咬み合わせの改善を行います。歯列弓の拡大にはクワドヘリックスを使用して治療する事となりました。

治療経過:その1

上顎歯列の拡大を先行させ、0.14インチラウンドのニッケルチタンワイヤーからレベリングをはじめ叢生・かみあわせの改善を開始します。

 

治療経過:その2

順次ワイヤーをステップアップして治療をすすめていきます。

治療経過:その3

上下顎の中等度の叢生は改善されました。犬歯関係、臼歯関係ともに良好です。

治療後

動的治療後ホワイトニングをしています。
矯正治療後のホワイトニングは成人矯正の効果を高め、アンチエイジングのグレードアップにつながります。

治療費用:60万円
動的治療期間:2年1か月

成人の矯正歯科治療では歯根吸収、歯根破折、歯髄壊死、歯髄変性などが起こる可能性があります。
オーラルケアを怠ればむし歯の発生や歯周病の悪化する可能性が高くなります。無理な非抜歯は後戻りの大きな原因となります。

成人矯正の症例10:知多市新舞子在住のT.N様(女性/22歳)
上下顎叢生 上下顎前突(上下顎第1小臼抜歯 4歯抜歯)

患者様の概要

患者様は上下顎の叢生口元の緊張を主訴として来院されました。

小児の頃から妹、ご両親とともに定期健診に来てくださり、
今回妹様とご一緒に、定期健診時にお母様と来院され本格矯正の矯正治療を希望されました。

むし歯の有無や歯周病の程度など基本的なお口の検査、口腔内写真、正貌・側貌の写真撮影、
レントゲン検査、模型採得などの試料採取を行い診断し処置方針を決定します。

治療前

処置方針

口を閉じると口元に緊張がややあり、レントゲン検査と側貌から上下顎第1小臼歯の抜歯
4歯行い、マルチブラケット法で上下顎前突と上顎八重歯、下顎叢生を改善し矯正歯科治療を行います。

治療経過:その1

上下顎第1小臼歯を抜歯し、第1大臼歯に維持バンドと主線とレジンでできたボタンからなる「ナンスのホールディングアーチ」を装着し
治療を開始します。今回のナンスのホールディングアーチの目的は抜歯時の加強固定と第1大臼歯の前方への移動を防止するために使用しています。

治療経過:その2

八重歯と叢生は改善され側貌も改善されています。ブラケット直後は歯肉の発赤と腫脹がみられます。
患者様にはブラッシングの指導と必要性をしっかりと説明しました。

お顔の横顔の変化

横顔の口元も改善されました。

治療費用:60万円
動的治療期間:2年3か月

成人の矯正歯科治療では歯根吸収、歯根破折、歯髄壊死、歯髄変性などが起こる可能性があります。
オーラルケアを怠ればむし歯の発生や歯周病の悪化する可能性が高くなります。

成人矯正の症例11:大草在住 Y.M様(女性/26歳)
上下顎叢生(上下顎第1小臼抜歯 4歯抜歯)

患者様の概要

患者様は上下顎の叢生と下の奥歯が舌に当たり気になることを主訴として来院されました。

お母様が定期健診に来てくださり、今回矯正相談のため来院されました。
相談から本格矯正の矯正治療を希望されました。

むし歯の有無や歯周病の程度など基本的なお口の検査、口腔内写真、正貌・側貌の写真撮影、
レントゲン検査、模型採得などの試料採取を行い診断し処置方針を決定します。

治療前

処置方針

叢生の治療のためにスペースの獲得の方法として上下顎第1小臼歯の抜歯4歯行い、
マルチブラケット法で上下顎前突と上顎叢生と下顎叢生を改善し矯正歯科治療を行います。

上下顎歯列弓は臼歯部に狭窄があり特に下顎は鞍上歯列弓の状態です。
下顎は舌側傾斜している第2小臼歯の抜歯も考えられますが叢生の改善のためと咬み合わせの確立のために第1小臼歯を抜歯することにいたしました。
患者様のご希望からクリアブラケットに加えてホワイトコーティングワイヤーにて治療を進めることにしました。

治療経過:その1

上下顎第1小臼歯を抜歯し、第1大臼歯に維持バンドと主線と
レジンでできたボタンからなる「ナンスのホールディングアーチ」を装着し治療を開始します。
今回のナンスのホールディングアーチの目的は抜歯時の加強固定と第1大臼歯の前方への移動を防止するために使用しています。

クリアブラケットとホワイトコーティングワイヤーにクリアスナップという結紮線に替わるものを上下顎前歯部に使用しました。

治療経過:その2

きれいに余裕のあるオバールの歯列弓になりました。犬歯関係、臼歯関係は良好です。
前歯の叢生は改善され顔面とずれていた上下中切歯の正中は一致しています。

治療費用:60万円
動的治療期間:2年9か月

治療の途中Y.M様はご結婚され、妊娠も経験されました。
そのため一旦、上顎の前歯部のブレース(ブラケット)を外した時期があり治療期間の延長がありましたが、適切に対応できたと思います。

成人の矯正歯科治療では歯根吸収、歯根破折、歯髄壊死、歯髄変性などが起こる可能性があります。
オーラルケアを怠ればむし歯の発生や歯周病の悪化する可能性が高くなります

成人矯正の症例12:知多市梅が丘在住 K.A様(女性/22歳)
上下顎前歯の叢生 上顎の前歯の突出(上下顎第1小臼抜歯 4歯抜歯)

患者様の概要

患者様は上顎の前歯の突出と八重歯の傾向のある叢生と下顎前歯の叢生を主訴として来院されました。

矯正相談で来院され本格矯正の矯正治療を希望されました。
また上顎の前歯、特に中切歯のホワイトスポットを気にされていました。

通常の矯正歯科治療の治療プラン通りにむし歯の有無や歯周病の程度など基本的なお口の検査、口腔内写真、正貌・側貌の写真撮影、レントゲン検査、模型採得などの試料採取を行い診断し処置方針を決定します。

治療前

処置方針

上顎の犬歯の八重歯の傾向と前歯の突出・叢生を改善するため、レントゲン検査と側貌から上下顎第1小臼歯の抜歯4歯を計画しましたが、
下顎の咬み合わせの確率のために下顎は第1小臼歯ではなく第2小臼歯の行い、
エッジワイズ・マルチブラケット法で上顎前歯の前突と下顎叢生と咬み合わせの改善を矯正歯科治療にて行います。

ホワイトスポットはホワイトニングを行い、目立たなくなるように試みます。

治療経過:その1

   

上下顎第1小臼歯を抜歯し、
第1大臼歯に維持バンドと主線とレジンでできたボタンからなる「ナンスのホールディングアーチ」を装着し治療を開始します。

今回のナンスのホールディングアーチの目的は抜歯時の加強固定と上顎第1大臼歯の前方への移動を防止するために使用しています。
臼歯のかみ合わせを治療しながら前歯の叢生を治療していきます。

治療経過:その2

やや狭かった歯列弓も余裕のある歯列弓に改善されました。上顎の犬歯の八重歯の傾向と叢生は改善され改善されています。
犬歯関係、臼歯関係ともに良好です。叢生のためずれていた上下顎中切歯の正中も一致しています。

治療費用:60万円
動的治療期間:2年6か月

治療後

患者様のご希望によりホワイトスポットを目立たなく見せるために矯正治療後ホワイトニングを行いました。

成人の矯正歯科治療では歯根吸収、歯根破折、歯髄壊死、歯髄変性などが起こる可能性があります。
オーラルケアを怠ればむし歯の発生や歯周病の悪化する可能性が高くなります。

成人矯正の症例13:知多市近郊大野町在住 I.K様(女性/22歳)
上下顎叢生 「前歯がずれている」(非抜歯:アソアライナー マウスピース矯正

患者様の概要

矯正相談にて来院され、患者様は「上下の前歯がずれている」とお話しくださり上下顎の叢生を主訴として来院されました。

相談時よりマウスピース矯正での治療を希望され、マウスピース矯正で治療できないかお尋ねがありました。

むし歯の有無や歯周病の程度など基本的なお口の検査、口腔内写真、正貌・側貌の写真撮影、レントゲン検査、
模型採得などの試料採取を行い診断し処置方針を決定します。

治療前

処置方針

非抜歯での治療が可能であると診断しました。
アソアライナーによるマウスピース矯正にて上下顎前歯の叢生を改善し矯正歯科治療を行います。

アソアライナーは1ステップ3つの厚さの異なるマウスピースを順次決められた期間に装着し歯の移動を行い治療をすすめていきます。

治療経過:その1

アソアライナーを厚さの薄いものからソフトタイプ1週間、ミディアムタイプ1週間、ハードタイプを2週間を基本として
食事の時以外はしっかりと装着するように指導しました。

装着前のオーラルセルフケアと装着時のシリコンチューブの咬みこみをお話しして治療をすすめます。

治療経過:その2

八重歯と叢生は改善され側貌も改善されています。装着時のアソアライナーはほとんど目立ちません。
患者様にはブラッシングの指導と必要性をしっかりと説明しました。

アソアライナーは10ステップで動的治療を完了しました。横顔の口元も改善されました。

動的治療完了後

保定治療の初期にホワイトニングを行いました。

治療費用:64万円
動的治療期間:1年6か月

成人の矯正歯科治療では歯根吸収、歯根破折、歯髄壊死、歯髄変性などが起こる可能性があります。
オーラルケアを怠ればむし歯の発生や歯周病の悪化する可能性が高くなります。

成人矯正の症例14:知多市南粕谷在住 K.A様(女性/22歳)
上下顎叢生(抜歯)

患者様の概要

K.A様は矯正相談にて来院され上下の前歯がガタガタであることを主訴に来院されました。

相談時よりマウスピース矯正での治療を希望され、マウスピース矯正で治療できないかお尋ねがありました。

むし歯の有無や歯周病の程度、修復物の状態などの口腔内検査を行い、
レントゲン写真、口腔内写真、正貌と側貌の写真撮影を行い診断のための資料を採取しました。

治療前

処置方針

叢生を改善するために非抜歯で前歯を前方へ出すと口元の突出が気になるため
上下顎第1小臼歯を抜歯してそのスペースを利用してマルチブラケット法(エッジワイズ法SWA)にて治療を行います。

治療経過:その1

0.14インチニッケルチタンのラウンドワイヤーから動的治療を開始します。
右側の第大臼歯はプラスティックの冠形態のもので修復されていたので動的治療終了時に上下の正しい咬み合わせを新しい修復物にて再現します。

   

治療経過:その2

ワイヤーを角線に変え、サイズアップをしながら犬歯の後方移動
(キャナイレトラクションを行いながら前歯の叢生、臼歯の咬み合わせの改善を行います。)

動的治療完了後

中切歯の正中のズレは補正され、犬歯関係、臼歯関係ともに良好です。歯列弓は余裕のあるアーチに改善されています。

治療費用:60万円
動的治療期間:2年6か月

成人の矯正治療では歯根吸収、歯根破折、歯髄変性、歯髄壊死などが起こる可能性があります。
オーラルケアを怠ればむし歯の発生や歯周病が悪化する可能性が高くなります。

成人矯正の症例15:知多市在住 T.S様(女性/14歳)
上顎右側側切歯の先天性欠如、下顎前歯の叢生(非抜歯)

患者様の概要

患者様は上顎右側の側切歯部の隙間と下顎前歯の叢生を主訴として矯正相談にお父様と来院されました。

ご本人様、お父様ともに下顎の前歯の叢生を気にしておられましたが、上顎右側の側切歯部の空隙に関してはあまり意識がないようでした。

むし歯の有無や歯周病の程度などの基本的な検査、口腔内写真、正貌・側貌の写真撮影レントゲン検査、模型採得などの試料採取を行いました。

治療前

   
処置方針

レントゲン検査から欠損がみられた側切歯部には埋伏歯や過剰歯、歯牙腫などは存在せず側切歯の先天性欠如であることがわかりました。
空隙を閉鎖して治療するプランもありましたが正中のズレの補正と咬み合わせ、下顎前歯の叢生の改善のために
本来の側切歯のスペースをつくり修復物(人工歯)を接着技法で補うように計画します。

治療経過:その1

先天性欠如の側切歯の部位に本来の側切歯が入るほどのスペースを
オープンコイルというコイル状の装置を縮めてワイヤーに通してブレースに装着します。
コイルが本来の長さの戻る力を利用して犬歯を後方に、前歯を正中を補正する方向に移動させるようにします。

   

治療経過:その2

咬み合わせの改善と上下顎の中切歯の正中を一致させる治療中とともに右側側切歯のスペースが確保でき
人工歯にブレースをつけて矯正治療中のスペースの確保をおこない治療を継続していきます。

   

動的治療完了後

先天性の欠如した上顎右側の側切歯部のスペースに人工歯を接着技法により接着し修復しました。
成人矯正ですが年齢が16歳なので歯を切削しないで人工歯を接着し、またインプラント治療のような外科処置を行わないことを考えました。

下顎前歯の叢生は改善されて上下顎中切歯の正中は一致しました。

治療費用:60万円
動的治療期間:2年6か月

成人の矯正歯科治療では歯根吸収、歯根破折、歯髄壊死、歯髄変性などが起こる可能性があります。
オーラルケアを怠ればむし歯の発生や歯周病の悪化する可能性が高くなります。無理な非抜歯は後戻りの大きな原因となります。

成人矯正の症例16:知多市在住様(女性/14歳)
上顎犬歯低位唇側転位(八重歯)下顎前歯叢生 上顎第1小臼歯(2歯)(抜歯)

患者様の概要

患者様は上顎の犬歯が八重歯であること下顎前歯の叢生を主訴として矯正相談にお母様と来院されました。

成人矯正症例のT.N様の妹様です。

当初より姉様と同様に当院で矯正歯科治療をご希望されましたので、直ちにむし歯の有無や歯周病の程度などの基本的な検査、
口腔内写真、正貌・側貌の写真撮影レントゲン検査、模型採得などの試料採取を行いました。

治療前

処置方針

咬み合わせの状態により上顎の左右の第1小臼歯を抜歯して、
そのスペースを利用して上下顎の叢生の改善と臼歯部の咬み合わせの改善・治療を行います。

上下顎の前歯に叢生がみられます。
上顎右側中切歯の前方への突出と側切歯の内側への傾斜があり、
歯列弓もやや狭く左右犬歯の間の横幅が不足しているため犬歯がやや外側に転位し八重歯に見えています。

動的治療完了後

上下顎前歯の叢生は改善しました。上下の歯列弓も余裕のあるものとなりました。

治療費用:60万円
動的治療期間:2年6か月

成人の矯正歯科治療では歯根吸収、歯根破折、歯髄壊死、歯髄変性などが起こる可能性があります。
オーラルケアを怠ればむし歯の発生や歯周病の悪化する可能性が高くなります。無理な非抜歯は後戻りの大きな原因となります。

成人矯正の症例17:知多市大草在住 O.R様(女性/28歳)
上下顎叢生、上顎左側側切歯舌側転位(抜歯)

患者様の概要

O.R様は矯正相談にて来院され上下の前歯がガタガタであることを主訴に来院されました。

上顎左側の側切歯の生えてくるスペースが全くなく、犬歯に隠れて舌側に転位しています。
下顎の前歯群には中等度の叢生がみられます。お口を大きく開けると顎関節部に痛みがあり、口が開きにくい状態です。

むし歯の有無や歯周病の程度、修復物の状態などの口腔内検査を行い、
レントゲン写真、口腔内写真、正貌と側貌の写真撮影を行い診断のための資料を採取しました。

治療前

処置方針

叢生を改善するために上顎左側側切歯を抜歯するプランもありましたが、
前歯部のバランスと臼歯部の咬み合わせから上下顎左側の第1小臼歯を2歯抜歯を行い、
左側はそのスペースを利用して本格矯正のマルチブラケット法(エッジワイズ法SWA)にて治療を行います。

治療経過その1

左側中切歯と犬歯の間に側切歯の入るスペースをつくります。
コイル状の装置(オープンコイル)を縮めて装着し上下顎の中切歯の正中を補正することと
犬歯を後方へ移動させることにより側切歯のスペースをつくります。

   

治療経過:その2

ワイヤーを角線に変え、サイズアップをしながら犬歯の後方移動(キャナイレトラクションを行いながら前歯の叢生、
臼歯の咬み合わせの改善を行います。

治療経過:その3

上顎左側側切歯をできたスペースに移動させ歯列弓に取り込みを図ります。

   

動的治療完了後

中切歯の正中のズレは補正され、犬歯関係、臼歯関係ともに良好です。
歯列弓は余裕のあるアーチに改善されています。

O.R様は治療中に妊娠され、ご出産のため3ヶ月ほど矯正歯科治療を中断、お休みしましたが、その期間を除きほぼ予定通りの治療期間となりました。

治療費用:60万円
動的治療期間:2年6か月

成人の矯正治療では歯根吸収、歯根破折、歯髄変性、歯髄壊死などが起こる可能性があります。
オーラルケアを怠ればむし歯の発生や歯周病が悪化する可能性が高くなります。

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